【ブルートレイン】自民党の約束と現実のギャップ

青い車体が夜の闇に映える、あの優雅な寝台列車、ブルートレインは憧れの存在でした。家族旅行や修学旅行で乗った人も多いでしょう。
私は20代だった1999年に北斗星に乗りました。狭い寝台で朝を迎えたときの感動は今でも忘れられません。

しかし、時代は変わりました。新幹線や飛行機の発達、高速バスの普及で、ブルートレインの需要は徐々に減少。2015年には全てのブルートレインが姿を消してしまいました。

そんな中、国会で出た興味深い話題です。なんと、国鉄民営化前の1986年に自民党が「ブルートレインはなくなりません」と約束していたとは！
当時の広告には「ローカル線もなくなりません」とも書かれていたそうです。

石破茂首相も「分割民営化でローカル線やブルートレインはなくならないという話だったはずだが、今、ブルーの夜行特急は一つもない」と語っています。首相自身、地元の「特急出雲」に1000回以上乗ったという鉄道ファンだそうで、感慨深いものがあったのでしょう。

確かに、約束と現実の間にはギャップがあります。でも、40年近く前の約束を今になって問うのも少し違和感があります。社会は常に変化し、ニーズも変わっていくものです。

私たち親世代は、ブルートレインの思い出を大切にしつつ、子どもたちには新しい時代の楽しみ方を伝えていく必要があるのかもしれません。例えば、近年人気の観光列車「ななつ星 in 九州」のような新しいコンセプトの列車旅行も素敵ですよね。

ブルートレインは消えてしまいましたが、鉄道旅行の魅力は今も健在です。家族で列車に乗って、車窓の景色を楽しみながら会話を楽しむ。そんな素敵な思い出作りを、これからも大切にしていきたいものです。

時代は変わっても、家族の絆を深める旅の本質は変わりません。ブルートレインへの郷愁を胸に、新しい旅のカタチを子どもたちと一緒に探してみるのも良いかもしれません。さあ、次の家族旅行はどこへ行きましょうか？

２ちゃんねるも今さら・・・という声が多いようですね。以下まとめです。