グレタさん、ガザ支援船で出発！「過去にはドローン攻撃も…」危険な航海にネットは「応援」「批判」「偽善」と賛否両論

2025年6月2日 2025年6月2日

ニュースウォッチャー50

環境活動家のグレタ・トゥンベリさんが、再びパレスチナ自治区ガザへ向け船で出発したとの衝撃的な報道がありました。

グレタさんたちは、ガザ地区の封鎖に反対するNGO団体「フリーダム・フローティラ連合（FFC）」の船で、食料や衛生用品などの支援物資を運搬するため、イタリアのシチリア島を6月1日に出港したとのことです。船にはグレタさんのほか、欧州議会議員や人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演した俳優のリアム・カニンガムさんも同乗しているそうです。また、パレスチナ系の弁護士も乗船と報じられています。

実は、この団体は5月上旬にも同じようにガザへ支援物資を積んだ船で向かおうとしていましたが、地中海のマルタ沖でドローン攻撃を受け、計画を中断していました。団体はこの攻撃について、イスラエルによるものだと非難しています。こうした危険を冒しての今回の出発は、まさに「命がけ」と言えるかもしれません。

出港前、グレタさんは記者会見で「（ガザへ行くのが）どれほど危険であろうと、ジェノサイド（大量虐殺）を黙って見ている世界ほど危険なものはない」と、この活動の重要性を強く訴えました。また、主催団体のFFCは、今回の行動は単なる慈善事業ではなく、「イスラエルの違法な包囲とエスカレートする戦争犯罪に異議を唱える、非暴力の直接行動だ」と主張しています。

ガザ地区への物資搬入については、イスラエルが5月19日から再開を認めているものの、国連人道問題調整事務所は支援の量と種類に依然として厳しい制限があることを指摘しています。このような状況下での、民間団体による海路からの支援活動は、注目を集めています。

この報道を受けて、ネット上ではさまざまな声が巻き起こっています。

「口だけじゃなかった、見直した」「ガチの活動家だ」「さすがにすごい」「応援したい」といった、グレタさんの行動力や危険を顧みない姿勢を評価し、応援する声がある一方で、

「船の排ガスは温暖化の原因だろ」「CO2撒き散らしてる」「偽善パフォーマンスだ」「もっと安全で大量に運べる方法があるはずだ」といった、環境活動家としての姿勢や、今回の方法の有効性、意図を疑問視する声も多数見受けられます。

中には、「人質になったらどうするんだ」「関係者に迷惑がかかる」といった懸念や、「危険地帯に行くなんてどうかしてる」「許可を取らないと拘束されるのでは」といった、身の危険を案じる声も上がっています。さらには、過去のドローン攻撃に言及し「命がけ」であると指摘する声や、「イスラエルは通信傍受で狙えるだろう」という具体的な危険性を指摘する声もありました。

今回は、グレタさんのガザ支援船出発に関する報道と、それに関するネット上の声をまとめました。

個人的には、グレタさんの行動力にただただ頭が下がります。彼女の影響力にも感心しましたが、命の危険もあることを想うと少し複雑な気持ちになりました。ネット上でもさまざまな意見がありましたが、皆さんはどのように感じましたか。よかったらコメントをお願いします。

グレタさんら支援船でガザへ出発、草の根団体「非暴力の直接行動」
…けるため、イタリアのシチリア島を出発した。船にはスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんやアイルランド人俳優のリアム・カニンガムさんも乗り込んだ。
（出典：）

グレタ・トゥーンベリ

この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。グレタ・トゥンベリグレータ・トゥンベリグレータ・トゥーンベリグレタ・エルンマン・トゥーンベリ（スウェーデン語: Greta Ernman Thunberg グリエタ・アーンマン・トゥーンバーリ [²ɡreːta ¹æːɳman ²tʉːnbærj] (…

87キロバイト (10,484 語) - 2025年6月1日 (日) 17:09