
近年増加している「ペダル付き電動バイク」、通称モペットは、一見すると電動アシスト自転車(e-BIKE)のようですが、実は法律上は原付バイクと同じ扱いです。
公道で乗るには、運転免許やヘルメットの着用、ナンバープレートの取得などが必須ですが、ルールを知らずに走行し、摘発されるケースが急増しています。特に、無免許や整備不良の違反が目立ち、人身事故も発生していることから、警察は取り締まりを強化しています。
モペットって何? e-BIKEとどう違うの?
街中で見かけるペダル付きの電動モビリティ、「モペット」は、電気モーターの力だけで走行できるのが最大の特徴です。警察庁はこれを「ペダル付き電動バイク」と呼んでいますが、法的には原動機付自転車(原付)以上の扱いとなります。
見た目が電動アシスト自転車(e-BIKE)に似ているため誤解されがちですが、e-BIKEはペダルを漕ぐ力をモーターが「補助(アシスト)」する乗り物であり、自力で走るモペットとは根本的に区分が異なります。
モペットを公道で運転するには、バイクと同じく運転免許証の携帯やヘルメットの着用が義務づけられています。さらに、ナンバープレートの表示、ミラーやライト類などの保安基準を満たす装備、自賠責保険への加入も不可欠です,。これらの条件を満たさずに走行すると、ペダルを漕いでいても処罰の対象になるのです。
以前には販売者側も摘発されていた!
モペットをめぐっては、利用者の違反だけでなく、販売に関する違法行為も多数摘発されています。
2025年2月に神奈川県警が「電動自転車」と誤認させる表示で販売していた業者を捜索したことがありました。また、6月には大阪府で、ナンバープレートやミラーを装着せずに走行するおそれがある状態で販売したとして、販売店経営者らが道路交通法違反幇助(ほうじょ)の疑いで逮捕されています。
警察庁は、販売事業者に対しても、購入者への適切な説明と安全対策の徹底を求めている状況です。中には、日本の法律に関する知識が不足したまま営業していた販売店もあったようです。
検挙数は増加中!相次ぐ危険運転
大阪では、ルールを知らない利用者による無免許運転や二人乗り、ヘルメット未着用 など、危険な走行が後を絶ちません。大阪府内での検挙件数は、2023年10月末時点で418件と、前年の同じ時期と比べ約2倍に増えました。夜間には若者らによる違法走行が集中するため、大阪の繁華街ミナミでは夜間集中取り締まりが実施され、違反者が続々と検挙されています。
検挙された利用者の中には「モペットという言葉すら知らなかった」「本当に自転車だという認識だった」と驚く人もいるようです。しかし、取り締まりの警察官は「自転車ではなくバイクだと再認識してもらいたい」と力を込めています。
若者が抑えるべきネットのリアルな声
この報道に対し、ネットではさまざま意見が飛び交っています。
ヤフーコメント(ヤフコメ)では、「知らなかった」では法律は通用しない、無知は罪だという厳しい声が多く見られました。また、無免許や無保険のモペットと事故を起こした場合、被害者が大損するリスクがあるため、強制保険の徹底や販売店での指導義務化が必要だという意見が目立ちます,。
一方、5ちゃんねるでは、違法な走行が危険すぎるため、警察はもっと徹底的に取り締まってほしい、なぜ逮捕しないのかという現状の取り締まり体制に対する強い不満や批判が多く寄せられていました。ナンバープレートがない車両は「一発アウトのはず」であり、法規制の遅れについても言及されています。
両者の意見は、モペットの違法走行を危険視し、取り締まり強化を求める点で一致していました。
知らないと本当にヤバい!自分の身を守るために
モペットのトラブルは、新しい移動手段の便利さの裏側にある、「法律を理解しているか」が問われる大きな問題だと感じます。特に、これから免許を取得したり、電動モビリティを利用する機会が増える若者やその保護者は注意が必要です。モペットは見た目が自転車に近くても、モーターで自走できる時点でバイクと同じ扱いになり、無免許運転は重大な違反となるのです。
知らずにルールを破ってしまうと、自分自身が罰則を受けるだけでなく、人身事故の加害者になってしまう危険性もあります。「知らなかった」では済まされないのが法律の世界なのです。新しい乗り物を使うときは、それが軽車両なのか、原付なのか、特定小型なのか、必ず区分を確認し、正しく利用することが、自分と他者を守るために一番大切です。
今回は、モペットに関する報道と、それに対するネット上の声をまとめました。皆さんはどのように感じましたか。よかったらコメントをお願いします。
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モペット取り締まりに記者が同行 呼び止められたライダーの言い分 …を中心に目立つ違法モペットの根絶に向け、大阪府警南署などが最終手段として掲げるのが「夜間集中取り締まり」だ。記者は11月、取り締まりに繰り出す捜査員に同行した。 (出典:毎日新聞) |
| 【キシャ解説】違反摘発相次ぐ…ペダル付き電動バイク『モペット』正しい知識で安全に利用を …」 20日の取り締まりでは、無免許運転やナンバープレートの不備などで複数の利用者が検挙されました。 検挙された利用者 「『モペット』という言葉す… (出典:8:12) |
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「あ!! ペダル漕いでないのに……」 電気モーターで自走できる「ペダル付き電動バイク」見た目はe-BIKEだけど実際は「モペット」ナニが違う? …「モペット」はバイク! 電動アシスト自転車とどう違う? 近年、とくに都市部を中心に、ペダルを備えた電動モビリティ、いわゆる「モペット」に乗る姿を見か… (出典:バイクのニュース) |
1 :2025/12/10(水) 11:18:26.62 ID:EwNP4rgv9
毎日新聞最終更新 12/10 10:45
https://mainichi.jp/articles/20251209/k00/00m/040/282000c 大阪の繁華街・ミナミで深夜、私服姿の警察官が目を光らせる。視線の先にあるのは、ペダル付き電動バイク「モペット」だ。ヘルメット未着用やナンバープレートがないなど違法な使われ方も多い。ネオン街に溶け込む捜査員に呼び止められたモペットライダーたちの言い分は――。
モペットは自転車のような見た目だが、最高速度が時速20キロを超える車両は「原付きバイク」や「オートバイ」と同じ扱いで、運転には免許も必要となる。ミナミを中心に目立つ違法モペットの根絶に向け、大阪府警南署などが最終手段として掲げるのが「夜間集中取り締まり」だ。記者は11月、取り締まりに繰り出す捜査員に同行した。
◇不服そうに主張「これは自転車」
大阪市中央区の飲食店街で午後11時半ごろ、捜査員らの目の前にナンバープレートがないモペットが飛び込んできた。運転手はヘルメットも着けていなかった。
捜査員に呼び止められた女性は「これは自転車だ」と主張したが、ハンドル部をひねると最高速度が時速40キロ以上の車両だと確認された。女性は「免許が必要とは全く思わなかった。ほかの人たちも知らないと思いますよ」と不服そうだ。この夜、記者が同行した2時間で複数人が無免許運転などの違反で検挙された。
この夜間集中取り締まりは、若者らによる違法走行が深夜帯に集中することを念頭に置いたもので、9月中旬から始めた。検挙件数は9月が18件、10月が28件。11月は37件に上り、昼夜を合わせた今年の検挙件数の半数にも及ぶ。
取り締まりを指揮した南署交通課の塩崎敏之課長代理は「自転車感覚での違法走行は、歩行者が重大な事故に巻き込まれる危険性があり脅威だ。自転車ではなくバイクだと再認識してもらいたい」と力を込める。
近年、まちにはモペットだけでなく、多様な電動モビリティーがあふれている。時速20キロ以下で走る電動キックスケーターは「特定小型原動機付き自転車(特定小型)」に区分され、免許は不要だ。それぞれ異なるルールが利用者の混乱を招いている可能性もある。
◇販売店「最後まで責任を持つ」
府警は6月、違法走行すると知りながら客にモペットを販売したとしてミナミにある販売店の経営者らを道路交通法違反ほう助容疑などで逮捕。モペットを免許不要の「特定小型」と偽って販売した詐欺などの疑いでも書類送検するなど、売る側にも捜査の手を伸ばした。
事件後、営業を再開した店舗の中国人女性経営者は毎日新聞の取材に「悪いことだと思っていなかったから、警察が突然やってきた時はびっくりした」と振り返る。日本の法律に関する知識が不足したまま営業していたと説明した。
現在は、購入者に対して返品に応じたほか、ナンバープレート取得も無料で実施しているという。「多くの車両を購入してもらったので、逃げずに最後まで責任を持つ。警察にアドバイスをもらいながら営業を続けたい」と話す。
電動モビリティーを安全に利用してもらえるよう取り組む事業者もいる。大阪市中央区で特定小型などを販売する「Senba Garage(センバガレージ)」では、購入者に冊子を配布し、車両区分や交通ルールを丁寧に説明することで誤解が生まれないよう努めている。
山口優大マネジャーは「ルールの違いは世間には認知されていない。電動モビリティーは本当はすごく便利なものなので、ルールを知って正しく利用してほしい」と訴えた。【松原隼斗】
むしろ警察利権にしてしっかり運営費を稼いでいただきたい
マジで危ねえこいつら
大阪は終わってるわ
なぜ逮捕しないのかw
自賠責にも加入してない
ある程度独占して販売できてんだろな
道交法違反、ノーナンバー、無保険、脱税
法規制が遅れ過ぎだな
ほとんど
ウーバー系の外人配達員なのだから
入管職員も同行して一斉検挙したれ
取り締まりするかちゃんと時代に合った法改正しろ
法的には歩道走行は明確に違法と何度も言われている
ただ、必死に取り締まっているように見えない















