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若者の半数が美術館に『行かない』!?Z世代のホンネと意外な視点、そして未来の美術館とは?

最近、「若者の美術館離れ」というニュースが話題になっているのを知っていますか?独立行政法人国立美術館に属する国立アートリサーチセンター(NCAR)が2024年8月に実施した「若年層における美術館やアート全般に対する意識調査」の結果が、2025年7月末〜8月頭に発表され、その衝撃的なデータに注目が集まっています。なんと、15歳から25歳の若者の半数以上が「美術館にはまったく行かない」と回答しているのです。一方で、彼らが強い関心を示す特定のジャンルがあることも明らかになりました。この現状は一体どういうことなのでしょうか。調査結果の詳しい内容から、ネット上のさまざまな声まで、一緒に見ていきましょう。

若者の美術館利用の実態をデータから解説!

今回の調査は、1都3県(東京 / 神奈川 / 千葉 / 埼玉)と2府4県(滋賀 / 京都 / 奈良 / 大阪 / 兵庫 / 和歌山)に住む15歳から25歳の男女1800人(高校生以上)を対象に行われました

どれくらいの人が行かないの?
調査の結果、驚くことに、回答者の51.7%もの人が「美術館にはまったく行かない」と答えています。さらに「4~5年に1回より低い頻度」の人も含めると、約6割もの若者が、美術館と普段の生活でほとんど接点がないことが浮き彫りになりました。この「まったく行かない」という割合は、美術館に来館する頻度に関する選択肢の中で最も高く、突出していることが特徴です ちなみに、国立アートリサーチセンター(NCAR)が過去(2024年6月)に公開した別の調査(20歳から79歳を対象)では、「美術館にはまったく行かない」と答えた人の割合は、関東エリアで34.4%、関西エリアで38.1%でした。この数字と比較すると、いかに若年層の美術館離れが顕著かがわかりますね。

初めての美術館はいつ?きっかけは?
多くの若者が初めて美術館に行ったのは「6~12歳」の頃で、全体の38.1%と最も多かったようです。そのきっかけとしては、半数以上にあたる52.4%の人が「家族や親に連れられて行った」と答えています。つまり、親世代が美術館に興味を持っているかどうかが、子どもが美術館に行くかどうかに大きく影響している、ということが読み取れます自ら「行きたい!」と思って美術館を訪れたという人は、たったの9%だったそうですよ

どんな展覧会に興味がある?
「興味がある・行ってみたい展覧会やイベント」を尋ねると、一番多かったのは「わからない・特にない」で35.7%でした。しかし、具体的なジャンルを見ると、「海外の有名な作家や作品に関するもの(例:モネ、ゴッホ、ピカソなど)」が31.1%、そして「マンガ・アニメ・ゲーム」関連が29.2%と、高い関心を示していることがわかりました。これは、いわゆる「ブロックバスター展」と呼ばれる、多くの人が知っている有名作品の展覧会や、人気のコンテンツビジネスと結びついた展示の強さを物語る数字と言えるでしょう

ネットの声から見えてくる、美術館の「本音」と「課題」

この調査結果を受けて、インターネット上ではさまざまな意見が寄せられています。そこからは、美術館に対する若者たちのホンネや、美術館が抱える課題が見えてきました。

美術館が敬遠される理由(ユーザーの声)

「堅苦しい」「敷居が高い」
美術館は静かにしなければいけない、作品に触ってはいけない、展示の説明が小難しい、というイメージが強いようです。気軽に楽しめる場所ではないと感じる人も多いのでしょう

「疲れる」「混雑する」
せっかく行っても、見て回ると結構疲れる、という声があります。特に人気の特別展は人が多すぎて、ゆっくり鑑賞できないという不満も聞かれますね

「お金がかかる」
見るだけでお金を払うのはもったいない、と感じる若者もいるようです。常設展は地味なのに、見応えのある企画展は料金が高い、という指摘もありました

「情報がネットで十分」
名画やアート作品は、今やインターネット上で簡単に無料で見られる時代です。わざわざ高いお金を払って現物を見る意味があるのか、という疑問も投げかけられています

環境の問題
中高年のユーザーからは、柔軟剤や香水などの「香害」がひどく、頭痛や吐き気を引き起こすため、美術館に行けなくなったという切実な声も出ていました。これは貴重なアート作品の劣化にもつながるのでは、という懸念も示されています

若者を引き付けるヒント(ユーザーからの提案)

「家族の影響がやっぱり大きい」
親が子どもを美術館に連れて行けば、芸術に興味を持つきっかけになり、やがて一生の趣味になるという意見が複数ありました。やはり幼少期からの経験が重要だ、ということですね。

「マンガ・アニメ・ゲームとのコラボは鉄板」
「スターウォーズ」の展示が面白かったという経験や、「鬼滅の刃」のような人気作品とコラボすれば、若者だけでなく多くの人が足を運ぶはずだ、という具体的な提案も寄せられています。人気のキャラクターをきっかけに、美術館に足を運ぶという人もいるようです

「テーマパークみたいに楽しい体験を」
美術館は「心にゆとりのあるものが美術鑑賞している自分に酔う場所」と辛辣な意見もありましたが、無料の美術館や、もっとエンタメ性の高い、テーマパークのような体験型施設に変革していくべきだという声も出ています

「気軽に、そして快適に」
入場料のハードルを下げたり、トイレや授乳室など、水回りの清潔さといった設備面を充実させたりすることも、足を運びやすくする上で大切だと指摘されています

今後の美術館はどうなる?

今回の調査とネットの声から見えてきたのは、若者の美術館離れが数字として明確なものの、彼らがアートそのものに全く興味がないわけではない、ということです。特にマンガ・アニメ・ゲームといったポップカルチャーと結びついた展覧会への関心は非常に高く、これは美術館が新しい層にリーチするための大きなヒントとなるでしょう。

一方で、現代の若者、特にZ世代は「タイパ」(タイムパフォーマンス)を重視する傾向があります。つまり、かけた時間に対してどれだけのメリットがあるのか、という視点で物事を判断するわけです。美術館が「見て回るだけ」の堅苦しい場所である限り、彼らの「時間を使いたくない」という気持ちを覆すのは難しいかもしれません。

美術館が今後も多様な世代にとって魅力的な存在であり続けるためには、これまでの「文化財の保存」という重要な役割を担いつつも、「いかに気軽に、そして楽しめる体験を提供できるか」という視点での変革が求められていると言えるでしょう。伝統と革新のバランスをどのように取るのか、美術館の未来に注目が集まります。

今回は、若者の美術館離れに関する報道と、それに関するネット上の声をまとめました。皆さんはどのように感じましたか。よかったらコメントをお願いします。

#美術館 #若者 #Z世代 #アート #意識調査 #マンガアニメゲーム #タイパ #文化財 #国立アートリサーチセンター

国立アートリサーチセンターの調査によると、若者の51.7%が美術館に行かないことが分かり、興味を引く展覧会が求められている。
美術館、若年層へのリーチに課題。半数が「まったく行かない」
独立行政法人国立美術館に属する国立アートリサーチセンター(センター長:片岡真実)が、「若年層における美術館やアート全般に対する意識調査」の結果を公表した。
(出典:美術手帖)

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若者の過半数が「美術館に行かない」。Z世代に刺さる展覧会とは? ──国立アートリサーチセンターが15?25歳のアートに関する意識調査を実施
https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/ncar-reserch-news-202507
Tokyo Art Beat2025年7月31日15-25歳の若年層における、美術館やアート全般に対する意識を確認した調査結果を発表。美術館への来館頻度や動機、興味がある・行ってみたい展覧会・イベントなどの傾向が明らかに

独立行政法人国立美術館 国立アートリサーチセンター(NCAR)は、2024年8月に実施した「若年層における美術館やアート全般に対する意識調査」の結果を発表した。対象は関東・関西圏に居住する15?25歳の男女1800名。調査からは、美術館に対する若者の距離感や来館動機、アートへの関心の実態が明らかとなった。

■「美術館に行く」若者は48%
「あなたは美術鑑賞のため、 どのくらいの頻度で美術館を訪れていますか」という質問に対して、「年に 1 回以上行く」と答えた高関与層は24.7%、「年に 1 回未満行く」と答えた低関与層は23.6%。高関与層のうち、月に1回以上美術館へ行く人は2.1%、2-3ヶ月に1回は5.0%であった。

「美術館にはまったく行かない」と答えた無関心層は51.7%であった。さらに「4-5年に1回以下」の頻度を含めると、約6割が美術館と日常的な接点を持っていない。

エリア別では、関東在住者のほうが関西在住者よりも「美術館に行く」という結果に。関東では52.0%、関西では43.3%となった。

■初来館のきっかけは「家族」
「あなたが初めて美術館に行ったのはいつですか。」という質問に対しては、「6-12歳」が最多(38.1%)。「初めて美術館を訪れたきっかけ」は「家族に連れられて行った」(52.4%)が圧倒的多数を占めた。いっぽうで、自発的に興味を持って訪れたという回答は9%であった。

■来館動機は「展覧会の内容」が最多、SNSの影響は限定的
美術館の来館動機を確認する「あなたはどんなときに美術館に行っていますか。」という質問に対し、来館の主な動機としては、「その美術館で開催している展覧会が観たいとき」が48.4%と最多。続いて「誰かに誘われたとき」(29.7%)、「建築や雰囲気に惹かれたとき」(23.9%)が挙がった。「SNSの投稿を見て 興味を持ったとき」は15%で、「テレビやインターネット」の情報を見て」(12.3%)をわずかに上回った。「デートの行き先として」は(9.9%)であった。

■アートへの関心は「ない」が過半数、女性のほうが男性より関心高い
「美術やアートへのあなたの興味・関心について、 あてはまるものをいくつでもお選びください。」という質問に対しては、「美術作品やアート作品を鑑賞することが好きだ」(14.1%)、「好きな美術作品・アート作品がある」(13.3%)、「何かを描いたり作ったりすることが好きだ」(13.1%)、「美術の授業が好き・好きだった」(12.8%)がほぼ同率。

いっぽうでアートへの興味について「当てはまるものはない」と答えたのは全体の57.3%であった。

また、美術やアートへの興味・関心があると回答した女性は48.9%、男性は37.0%であり、女性は男性よりも美術やアートへの興味・関心が高い傾向があることがわかった。

■若者が「行ってみたい」と感じる展覧会は?
「次のうち、興味がある・行ってみたい展覧会や イベントはどのようなジャンルですか。」という質問に対し、「海外の有名作家(例:モネ、ゴッホ、ピカソなど)」が31.1%、「マンガ・アニメ・ゲーム」関連が29.2%と高く、続いて「日本の有名作家」「現代アート」が約2割。若者世代においては、ポップカルチャーのジャンルやすでに著名なアートのほうがアクセスしやすい傾向が見える。

今後に向けて
NCARは6月30日にも、20-79歳を対象に実施した「2024年度『美術館に関する意識調査』調査結果」を公開している。こちらの調査での「美術館への来館頻度」では、関東エリアは「美術館にはまったく行かない」が34.4%でもっとも高く、次いで「それ(4-5年に1回程度)以下」が27.4%、「年に1回程度」10.1%。関西エリアも「美術館にはまったく行かない」が38.1%でもっとも高く、次いで「それ(4?5年に1回程度)以下」26.9%、「年に1回程度」9.8%。

※グラフ、表、全文は出典先で

調査名称:「若年層における美術館やアート全般に対する意識調査」
調査対象:15~25歳男女1800人(高校生以上)※「美術館に関する意識調査」の回答者除外
調査期間:本調査:2024年8月5日~8月8日 ※スクリーニング調査なし
URL:https://ncar.artmuseums.go.jp/ reports/ socialcooperation/ awarenesssurveys/ surveyfindings/post2025-2622. html

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うんこミュージアムは大盛況やろがい!
3

そもそも若者が美術館に行かないだろ
4

VRチャットで
5

昭和令和の若者も美術館になんか行かなかった
7

「美術館に行く」若者は48%むしろ多すぎるくらいでは

8

美術館て年寄りと金持ちと独身が行くところ
9

見るだけで金払うのはもったいと思うんだろう
見せられるのは創作者の一方的な押し付けだし
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いつの時代も若者は美術館にいかない
あれは心にゆとりのあるものが美術鑑賞してる自分に酔う場所だから
12

普通に行かない人のほうが多いだろ
15

美術館に通う若者とか絶対に何か企んでる
16

昔の若者も美術館なんて行ってなかっただよ
17

最後に行ったの何年前だろう
今月行くけど
18

世界四大名画をコンプリートした
21

>>18
まじかすげえな
19

熊本でやってる山下清展に行きたい
22

いつの時代の若者の過半数が美術館に行くんだよ
25

ネット上の画像を見れば十分じゃないの?
26

若者集めようと企画を頑張ってるけれど、正直言って原画展つまんないもんな。自称ファン達がグッズ買いに来てるだけ。
27

自分で創作したりした経験とかないと楽しみ方わからなそうではある
29

東京の美術館は特別展があると人多すぎでろくに鑑賞できない
49

>>29
入場待ちで挫けそうになるし入ってもゆっくり見れないしキツいな
34

堅苦しいというか敷居が高すぎるんだよな、美術館ってさ
35

美術や音楽は元々貴族の愉しみだったから
日本は高度経済成長で普通の人も
そういうのに使える経済的余裕を得たが
新自由主義者のせいでそういうのもなくなった
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Z世代はよくわからんが
JOJO展はガチだろう
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半数?
美術館いくのなんか2割もおらんやろ
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行かんよな
42

美術館に行くのって単なるファッションじゃないの?なんか目に見える効果あるの?

43

何だってネットで見れるじゃん
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まあハラスメントが怖くて
Z世代には何も教えないとか増えて
教養がなくなってきてるからな
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Z世代に刺さるのは人気YouTuberが取り上げてSNSで話題になっている展覧会だろ
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何が得られるの?
タイパは高い?そのメリットが無ければ、時間を浪費する悪だぞ

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国立博物館なら年4回くらいは行くけどな
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美術系の仕事してる人ならともかくそれ以外の人はそんなもん見ても腹膨れるわけでもないし何の意味があるのよ?
ストレス解消にもならなそうだし
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スマホすりすりに忙しい
スマホ代を払うのに忙しいタイパタイパと言いつつ延々とアホなショート動画を見ているZ世代w

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美術なんて暇つぶしだから
エジプトの装飾は命懸けの作品だから素晴らしい
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美術館に行くのって単なるファッションだよな
55

常設展はショボいし、いいモノが出てくる企画展は料金が高い上に混む
結果、画集と複製品(掛軸や屏風)ばかりになってるなぁ
ヤフオク、メルカリは便利
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常設展は人いないのに特別展は行列、ってのでも察しが付くだろう
モノが分かった人が行く場所じゃない
B層をカモるビジネスなんだよ
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