人気お笑いタレントのヒロシさんが、ネット通販でパソコン購入をめぐる深刻なトラブルをラジオ番組で告白し、ネット上で大きな話題を呼んでいます。商品の注文から約2カ月たってもパソコンが届かず、業者に連絡したところ、「在庫がない。キャンセルするなら代金の半分をいただきます」という、信じられない要求をされたというのです。
この記事では、ヒロシさんに起こった出来事の概要と、ネットユーザーが指摘する「詐欺の手口」を解説します。
ヒロシさんの身に起こった「まさかのトラブル」とは?
お笑いタレントのヒロシさん(53歳)は10月13日(月)、ニッポン放送のラジオ番組に出演しました。そこで明かされたのが、約2カ月前にネットでパソコンを購入した際の「トラブル」です。
注文後、いつまで経っても商品が届かなかったため、ヒロシさんがメールで確認したところ、「在庫がないです。もうちょっと待ってください」という返信があったそうです。
さらにその後、業者からは、「何月何日まで待ってください。待って来なかったらキャンセルしてもいいです。その代わり、お金は半分いただきます」という、非常に不可解な連絡が届きました。ヒロシさんは「これ詐欺ですかね?困ってるんですよ」とラジオで嘆いています。お金を払ったのに商品が届かず、キャンセルしても全額返金されないという、悪質な状況なのです。
ネットユーザーの声・・・これは典型的な詐欺の手口
ヒロシさんの告白に対し、5ちゃんねる(掲示板)とYahoo!ニュースのコメント欄には、多数の意見が寄せられています。
ネット上の反応のまとめ
ネット上では、このケースは「詐欺である可能性が極めて高い」という意見でほぼ一致しています。
まず、「商品が届かないのにキャンセル料として半額を要求するのは非常識であり、詐欺じゃん!」という強い声が多数を占めました。
在庫切れは業者側の問題なので、全額返金するのが当たり前です。半額徴収というやり口は、購入者が「キャンセルにお金がかかるならもう少し待とう」と考え、問題を長期化させ、最終的に諦めるのを待つための手口ではないか、と指摘されています。
また、「安かろう詐欺だろうはショッピングの基本」というコメントもあり、価格の安さに惹かれて聞いたこともないようなサイトで注文することが、詐欺に引っかかる原因だと警告する声もさまざま出ています。大手ECサイト(アマゾン、楽天、ヨドバシなど)や、HP、DELLのようなメーカー直販サイト以外での高額商品の購入は、警戒する必要があるという意見には、思わず納得させられました。
意見の違いは?
5ちゃんねるもYahoo!コメントも、今回の事態が詐欺である可能性が高いという点では意見が完全に一致していました。
違いが見られたのは、その後の対応に関する言及です。Yahoo!コメントでは、「注文品が届かないのは債務不履行に当たり、キャンセルではなく契約無効。全額返金と遅延損害金を求めるべき」など、法律や消費者保護の観点から具体的に対応策をアドバイスする声が目立っています。
一方、5ちゃんねるでは、「Googleの検索上位に詐欺サイトが紛れている」といった詐欺のパターンに関する情報共有や、「TEMUのような届くけれど品質が悪い商品」といった、詐欺にまつわるさまざまなケースについての言及が多く見られました。
ネット通販で気をつけるべきこと
今回のヒロシさんのトラブルは、だれにとっても他人事ではありません。スマホで気軽に買い物ができてしまう時代だからこそ、有名人でも詐欺に遭う可能性があるという事実は、非常に怖いものです。
ネット通販を利用する際は、安すぎる価格に飛びつかないことがまず大切です。そして、購入前に必ず、そのショップ名やサイトの住所を検索し、口コミや評価をチェックする習慣をつけましょう。少しでもおかしいと感じたら、クレジットカードで支払っていた場合はすぐにカード会社に連絡し、消費者生活センターに相談するなど、早めに行動することが自分の身を守るカギになります。
今回は、ネット通販詐欺トラブルに関する報道と、それに対するネット上の声をまとめました。皆さんはどのように感じましたか。よかったらコメントをお願いします。
-