福岡県内で新型コロナウイルスの感染が再び広がっており、なんと先週1週間で1127人もの感染者が確認されました。これは1か月前と比べて約500人も増えている状況です。しかも、今年はインフルエンザの流行も重なっていて、以前には北九州市でインフルエンザによる休校や学級閉鎖があったと報じられています。まさに「ダブルパンチ」といった状況で、基本的な感染対策の重要性が改めて注目されています。
夏場の感染拡大のワケと、今のコロナの症状って?
「なんでこんな暑い夏にコロナが流行ってるの?」と疑問に感じている人もいるかもしれません。やまもとホームクリニックの山本希治院長によると、今年の猛暑で外出時のマスク着用が難しかったことや、これまでとは異なる変異株が流行していることが原因と考えられています。
気になる症状の変化ですが、昨年と比べて味覚障害や嗅覚障害で受診する患者さんは少なくなっているそうです。その代わりに、「強い喉の痛み」や「声がれ」を訴える人が多い印象だといいます。実際に感染した人からは、「喉が痛いなと思った、飲み込むのが痛い」という声や、「喉がイガイガして夜中に38度くらいの熱が出て関節痛もあった」という体験談も聞かれます。
「マスクいる?いらない?」ネットの声はさまざま
今回の新型コロナの感染拡大を受けて、ネット上ではさまざまな声が上がっています。特にマスク着用については、意見が分かれているようです。
多くの人が気になる「喉の痛み」ですが、「喉がかなり痛かったけど、扁桃腺を腫らした時の方が痛かった」という声もあれば、「熱も頭痛もなかったのにコロナだった」と症状が個人によってさまざまであることがうかがえます。一方、「ただの風邪ではない、苦しくて死ぬかと思った」という人もおり、症状の重さにはかなり個人差があるようです。
夏場の感染対策として、医療従事者からは「猛暑である屋外でのマスクは不要で、COVID-19はエアロゾル感染のため屋外ではウイルス濃度が希釈されるが、屋内ではマスクが必須」という具体的な指摘がありました。しかし、「マスク着用は熱中症になるから無理」という声や、「マスクをしていても感染した」という体験談も多く見られます。それでも、「完全には防げないけど罹る確率は下がるから年中着用している」という人もおり、各自で判断しているのが現状でしょう。
また、マスクだけに頼るのではなく、「手洗いを徹底しなければ感染症は防げない」という意見や、電車内でノーマスクで咳き込む行為は「コロナ関係なく酷い、常識としてマスクを付けるべき」という声も複数ありました。
今、気をつけるべきこと
今回の報道とネットの声をまとめると、新型コロナは今も身近な感染症であり、夏場でも流行すること、そして症状には個人差があることがわかります。特に喉の痛みが強く出る傾向があるようです。
マスクの着用については、屋外での必要性は低いものの、人混みの多い室内では引き続き有効であると考えられます。しかし、マスクをしていれば100%安全というわけではなく、熱中症のリスクも考慮しつつ、手洗いやうがいといった基本的な感染対策を継続することが大切だと言えるでしょう。
日常生活の中で意識できることはたくさんありますね。インフルエンザとの同時流行で、ただの風邪だと思っても実はコロナだった、というケースもあるかもしれません。少しでも体調に異変を感じたら、無理せず医療機関に相談することも重要です。
今回は、新型コロナに関する報道と、それに対するネット上の声をまとめました。皆さんはどのように感じましたか。よかったらコメントをお願いします。