記事の要点・・・女性の安定した雇用が増えた一方で、なぜか少子化加速を懸念する声が多数 最新の労働力調査の結果、日本の女性の正規雇用率が過去最高の48.8％に達しました。これは、役員を除く雇用者数のほぼ半数が正規の職員・従業員になったことを示しています。女性の就業者数も3138万人と過去最高を更新しており、女性の雇用が安...

今回は、「男は仕事、女は家庭」という昔ながらの考え方が、今の日本社会、特に少子化にどう影響しているのか、そしてそれについてどんな考えが出ているのかをまとめた記事をお届けします。 7月31日にニューズウィーク日本版が配信した記事では、「男は仕事、女は家庭」という性役割分業の意識が、令和の時代になっても根強く残っていること...

「女性が社会に出ると、子どもが生まれなくなる」「専業主婦の家庭の方が子どもが多い」――。 こんな話、あなたも耳にしたことがありませんか？実はこれ、統計的に見ると大きな誤解だということが、最新のデータではっきりしています。 データ分析の専門家であるニッセイ基礎研究所の人口動態シニアリサーチャー、天野馨南子さんが、5年に一...

2024年の出生数が統計開始以来初めて70万人を割り込み、同時に合計特殊出生率も過去最低を更新したという衝撃的なニュースが飛び込んできました。厚生労働省の発表によると、昨年1年間に生まれた子どもの数は約68万6061人で、前年から4万人以上減少。これは統計がある1899年以降、初めて70万人を下回る数値となります。さら...