ピックアップ記事
中小企業の救世主か?「経理のchocoZAP」は本当に経理をAIに"丸投げ"できるのか?ネットの声と市場の行方を徹底解説!

近頃、中小企業の経理業務に大きな変化が訪れようとしています。法人カード「UPSIDER」で知られる株式会社UPSIDERが、新たなサービス「UPSIDER AI経理」の提供を開始しました。これは、AI(人工知能)の技術を駆使して、会社の経理業務を丸ごと代行してくれるという画期的なBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスです

このサービスは、「経理のchocoZAP」というユニークなコンセプトを掲げています。皆さんもご存じの通り、chocoZAPは月額3,278円という手軽な料金で、24時間いつでも気軽に利用できる「コンビニジム」として、これまでジムに通う習慣がなかった人たちを多く取り込み、わずか2年で130万人もの会員を獲得しました。UPSIDER AI経理も、これと同じように、「ちょこっと依頼できる」手軽さと「経理知識不要」という設計で、これまで経理人材の雇用や外部委託を考えていなかった中小企業の経営者の方々をターゲットにしています

具体的に何ができるのかというと、たとえば領収書や請求書の写真をスマホで撮ってアップロードするだけで、AIが自動的に仕訳(勘定科目を分けて帳簿に記入すること)や記帳(帳簿に記録すること)を行ってくれます。さらに、請求書の発行や支払い処理、さらには毎月の決算レポートの作成まで、一連の経理業務を代わりにこなしてくれるのです。これによって、オペレーター1人あたり50〜60社もの経理を担当できるほど効率化が実現しているそうです

料金は月額9,480円からと非常にリーズナブルな設定で、人件費の課題や経理人材の不足に悩む中小企業にとって、まさに救世主となる可能性があります。UPSIDERの担当者である森大祐さんは、企業側、士業側(税理士など)、金融機関側の三者が抱える「人的リソースの構造的な制約」を解決したいと語っています

すでにベータ版として350社以上が導入されており、正式版スタート後は毎月200〜300社ペースでの顧客獲得を目指し、2028年7月には累計2万社という野心的な目標を掲げています士業や会計系、金融系など幅広いパートナーからも協業の申し出があり、その引き合いの多さにUPSIDER側も驚きを隠せないようです

この「経理丸投げ」市場の熱さは、他の大手企業の動きからも見て取れます。過去(6月9日)には、クラウド会計大手のマネーフォワードも、経理BPO事業を手がけるキャシュモを買収し、中小企業向けサービス「マネーフォワード おまかせ経理」を本格展開すると発表しました。マネーフォワードのサービスは、月額10万円からと料金は異なりますが、記帳代行から月次試算表作成、経理フロー整備までを一貫して支援するもので、この市場の大きな可能性を示唆しています

さて、このような新しいサービスに対して、インターネット上ではさまざまな意見が飛び交っています。

まず、ポジティブな声としては「AIと経理は相性が良い」という意見や「人間にやらせるより信頼できる」といった期待が挙げられました 。特に、経理業務のベテランの方からは、「異常値を経験と勘で見つけるのが主な仕事で、それこそAIが得意そう」という鋭い指摘もありました 。税務署もAIを活用して取り締まっている今、AIによる正確な処理は歓迎される傾向にあるようです 。また、総務・法務・経理・人事といった部門は「ムダ部署」だと指摘し、「だんだんAIで事足りるようになってきている」と、業務効率化への期待を寄せる声も見られました。中には、「社会人でも隙あらば犯罪な昨今、人が信用できないからコスパ以上に伸びそう」と、人的ミスの削減や不正防止にAIが貢献することへの期待もありました 。

一方で、懸念の声もさまざまあります。最も多く見られたのは、「AIって書いてあるのに、中身を読むと全然AIじゃないw」といった、サービスの「AI」という表現と実態への疑問です 。また、「会計処理に誤りがあったとき、責任はどうなるのか」という重要な問いも投げかけられています。中には、「AIだと粉飾とかできなくなるやろが!」と冗談めかして、しかし本質を突くような意見もありました

さらに、経理業務の複雑さへの懸念も多くあります。「出金が決まった相手先ばかりならやりやすいかも」としつつも、「仕入先がコロコロ変わり、雑貨などもアチコチで買ってるとルールが組みづらいだろうなぁ」という現実的な声 や、「細かい監査の指摘やルール、業種による特殊な処理や記載方法などにも対応してるのかな?」と、家計簿レベルではない企業の経理の複雑さを指摘するコメントも見られます「そもそも領収書と請求書だけで全ての記帳ができるという妄想w」と、AIへの過度な期待をいさめる意見もありました 。

業務フローに関する疑問も挙がっています。「レシートちまちま写真撮ってアップロードするのと経理がソフトに打ち込むのどっちが早いの?」といった、手軽さへの疑問 や、「記帳はできたとしても、支払いはどうするんだよ。AIが勝手に口座から振り込むのか?」という、実務上の具体的な課題を指摘する声もありました 。また、AIの限界として、「フワッと丸める力しか無いから多分問題山積すると思うで」「ホンマコレって答え出さずに責任を回避するって舵取りしかしてない」といった、AIが「グレーゾーン」や複雑な判断を苦手とすることへの不安も語られています 。

他にも、「資産情報筒抜けになるんじゃないの」というプライバシーやセキュリティへの懸念 や、「月額1万弱なのにオペレーター1人当たり50〜60社を担当できるって全然儲からんけど大丈夫か」という、サービス提供側のビジネスモデルへの疑問 、さらには「AIに出来ない仕事がキツい仕事ばかりじゃないと良いですね」という、経理担当者の仕事内容の変化への不安 など、さまざまな視点からの意見が見受けられました。

今回ご紹介したUPSIDER AI経理は、まさに中小企業が抱える人手不足とコストの悩みを解決する可能性を秘めたサービスです。AIと人間のオペレーターが連携するハイブリッドな体制で、経理業務を大幅に効率化し、経営者が本業に集中できる環境を提供することを目指しているでしょう

しかし、その一方で、会計業務の複雑さや責任の所在、AIの適用範囲といった課題も浮き彫りになっています。特に、Yahoo!コメントなど一般の人の声からは、単なる記帳代行だけでなく、より高度な判断やイレギュラーな対応、さらには税務調査時の補償まで求める声があり、AIがどこまで人の役割を代替できるか、その真価が問われることになりそうです。このサービスが、chocoZAPのように新たな市場を開拓し、日本の多くの中小企業を救う存在となるのか、今後の展開に注目が集まります。

今回は、「経理のchocoZAP」に関する報道と、それに関するネット上の声をまとめました。皆さんはどのように感じましたか。よかったらコメントをお願いします。

「経理のチョコザップ」になりうるか?AIを活用した中小企業向け経理代行サービスが、コスト削減と効率化を実現。2028年に2万社を目指す。
「経理のチョコザップ」は成功するか? 中小向け“経理をAIに丸投げ”市場が興隆
…チを採用している。 「経理のchocoZAP」、2028年に2万社目指す UPSIDERが目指すのは「経理のchocoZAP」だ。chocoZAPは…
(出典:ITmedia ビジネスオンライン)

(出典 挑戦者を応援する法人カード「UPSIDER」サービス紹介(30秒) - YouTube)

1

「経理のchocoZAP」を目指す──。法人カード「UPSIDER」を展開するUPSIDER(東京都港区)が、経理業務を代行する新サービス「UPSIDER AI経理」の提供を開始する。AI技術を活用して記帳から試算表作成まで一気通貫で代行し、月額9480円からという破格の料金設定で中小企業の経理業務を丸ごと請け負う。

一見すると畑違いの事業への参入だが、同社が2023年から提供してきた業務自動化サービスで培ったAI技術とオペレーション効率化のノウハウを武器に、大手も参入する成長市場に本格参戦する。

ターゲット層の策定や業界内における立ち位置の意味で、その発想は「chocoZAPに近い」と同社は説明する。その真意とは? 中小企業が経理業務を「AIに丸投げ」する時代はやってくるのか?

◼中小企業の経理を「AIに丸投げ」は実現するか

UPSIDER AI経理は、領収書や請求書の写真をアップロードするだけで、自動的に仕訳・記帳を行い、請求書発行や支払い処理、月次決算レポートの作成までを代行するBPOサービスだ。
AIを活用することで、オペレーター1人当たり50~60社を担当できる効率性を実現した。

既にβ版として350社以上が導入しており、「全てを丸投げできる」をコンセプトに、経理人材の確保に悩む中小企業の課題解決を目指す。

UPSIDER AIシリーズ事業責任者の森大祐氏は、中小企業の課題を「経営者は忙しいが決算が必要。経理処理を一定時間を使ってやらなくてはならない」と説明。
「経理人材を採用すると人件費がかかり、人材も不足している。これを解決するため外部にお願いしても、税理士・会計事務所にお願いすると人材不足」と指摘し、企業側・士業側・金融機関側の三者が人的リソースの構造的制約を抱える現状の解決を目指す。

(略)
◼「経理のchocoZAP」、2028年に2万社目指す

UPSIDERが目指すのは「経理のchocoZAP」だ。chocoZAPは月額3278円という低価格で24時間利用可能な「コンビニジム」として、従来のフィットネスジムでは継続できなかった層を取り込み、わずか2年で会員数130万人を突破した。

UPSIDER AIシリーズ グロース責任者の安本和真氏は、chocoZAPのように、これまでBPOサービスを利用してこなかった層を開拓していきたいと説明する。
chocoZAPがそもそもジムに通う発想がなかった新たなユーザー市場を開拓したのと同じように、UPSIDER AI経理は経理人材を雇用したり外部委託したりする発想に至っていない企業の代表者をターゲットにする。

「代表者も経理業務が大変だと思ってはいるが、他の解決手段をあまり検討せず、なんだかんだ自分でやってしまうと考えている」層を、手軽で安価なサービスで取り込む戦略だ。

chocoZAPが「ちょこっと行ける」「ちょこちょこ続けられる」をコンセプトに、着替え不要で私服のまま気軽に運動できる環境を提供したように、UPSIDER AI経理も経理知識不要で「ちょこっと依頼できる」サービス設計を重視している形だ。

現在β版として350社以上が利用しており、正式版スタート後は月200~300社ペースでの顧客獲得を目指す。
士業、会計系、金融系と幅広いパートナーから協業の申し出があり、「月500から800社ぐらいまで受けられるようにしようという計画を立てている」と、森氏は手応えを語る。

社内計画では2028年7月で累計2万社という野心的な目標を掲げる。

月800社ペースで獲得が続けば、この目標は上振れする可能性もある。森氏も「このペースでいくと、オペレーター採用などを急がなければいけない」と想定を上回る引き合いの多さに驚きを隠さない。

全文は↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b5b2113312d761fdd0208ad27d2a43f9d32454b

[ITmedia ビジネスオンライン] 2025/7/29(火) 6:20

7

>>1
瀬戸くんレベルは所詮そんなもん
3

終わりの始まり
56

>>3
「AI」って書いてあるんだけど、
中身を読むと、全然AIじゃないw
4

総務法務経理人事この辺はAIで事足りるんだよなあ

33

>>4
本当にムダ部署
37

>>4
総務法務経理人事の業務を知らないやつの発想だな
38

>>4
エストニアで真っ先に淘汰された部門よな
50

>>38
イーロンマスクレベルだと「官僚は全部いらない」になるね
39

>>4
だんだんそうなって来てるね。
59

>>4
結局その決裁責任どうすんの問題
5

結果を確認する人間は必要と。
人数少なくていいから、無能は淘汰されるか。
6

経理やってるようなやつは肉体労働やってくれないからな
8

>AIを活用することで、オペレーター1人当たり50~60社を担当できる効率性を実現した。いいね

9

こうなると思ってたよ
経理とAIは相性良いから取って代わられる日が来るのも早いと思ってた
そのうちfreeeとかマネーフォワードにAI標準搭載される
10

AIだと粉飾とかできなくなるやろが!
13

上手いこと粉飾してくれないと使えません
17

楽でいいとは思うけど、会計処理に誤りがあったとき責任はどうなるんだろうね
利用する側が確認するのが基本とはいえ、見落としがありそうで怖い
18

なんかあった時、何の知識もないスタッフの誰も対応できない
19

総務人材開発、広報マーケティングあたりは、仕事の為の仕事を発明して一生懸命やる。やってもやらなくても同じなんだろうけど。フィロソフィーやパーパスの選定と啓蒙とかそう。

経理は仕訳とか帳簿管理みたいな会計管理的な無くなっていくだろうな。
生産性低いし。ただ知識を持った人は必要だろうね。
主計的な仕事をいかに簡素化出来るかだろうけど、そこは経営陣の趣味みたいなのあるからな。

20

経理って異常値を経験と勘で見つけるのが主な仕事で
仕訳やらなにやらはコンピューターで出来るからどうでもいいんだよねって言ってたんだけど、異常値を勘で見つけるのこそAIが得意そうやな
元経理のFIREおじさんです

26

>>20
今や税務署もAI活用して取り締まってるからね
22

家計簿アプリとかこの手の経理ソフト
資産情報筒抜けになるんじゃないの
23

AI導入で従来のアウトソーシングより安くなるの?
それとも値段据置きで内容充実させるの?
24

総理かと思った
44

>>24
今の総理ならAIに丸投げした方が良いかもね
27

freeeだかに勝てんのか
会計ソフトの壁を壊すのは簡単じゃないぞ
28

レシートちまちま写真撮ってアップロードするのと経理がソフトに打ち込むのどっちが早いの?
31

人間にやらせるより信頼できる
32

記帳はできたとしても、支払いはどうするんだよ
AIが勝手に口座から振り込むのか?
36

AIはフワッと丸める力しか無いから多分問題山積すると思うで
ホンマコレって答え出さずに責任を回避するって舵取りしかしてない
48

>>36
中はトロトロ、外はフワッと
ナイフで中身を開けてみると問題が垂れ流されてくると
40

マネフォ使ってるけど、便利っちゃ便利だよ
銀行・カードの情報は随時取り込まれて金額の間違い一切無し
自動で仕分けしてくれるから"登録"押せば仕訳帳に記入してくれる。
現金出納帳だけはエクセルで入力するしかないけど
口座残高が1円もズレた事がないのは素晴らしい
ただぁ~料金体系がクソなのが気に食わないのと
操作しにくい・勘定科目追加できない
43

そもそも領収書と請求書だけで全ての記帳ができるという妄想w
45

社会人でも隙あらば犯罪な昨今人が信用できないからコスパ以上に伸びそう

まぁデジタル犯罪には脆弱になるが既にクラウド会計の時点である程度はリスク許容してるだろうし

47

税務調査喰らって加算税と延滞税払う羽目になった時に負担してくれる補償ついてないと怖くて丸投げ出来ないよ
49

AI「十分普及したところで国家転覆に使われそう
51

AIがロボットで営業の尻蹴り飛ばしてくれんの?
57

>>51
今それやるとパワハラなんすよ
52

月額1万弱なのに
>オペレーター1人当たり50〜60社を担当できる
って全然儲からんけど大丈夫か
53

まじめにやってる中小だったらこれでいいってなるけど
結局は自分でAIに丸投げするって人も出てくるから、将来的に商売になるかは怪しいな
55

国税庁/税務署もAI導入
AI対決始まるか? AIどおしで適当に手打ちするのか?
ピックアップ記事

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事