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【知ってた?】映画通が絶賛!「甘い」のに忘れられない『プレイス・イン・ザ・ハート』

本日8月1日のYahoo!ニュースで「ラストシーンが素晴らしい映画」を映画仲間で言い合ったら......誰もが納得した『プレイス・イン・ザ・ハート」という記事が注目されました。映画監督の森達也氏が映画仲間と酒席で「ラストシーンが素晴らしい映画」について語り合った時の様子が綴られています

仲間たちからは『卒業』『ファニーとアレクサンデル』『俺たちに明日はない』『カサブランカ』『パピヨン』『青春の蹉跌』『サブウェイ・パニック』『未来世紀ブラジル』といった名作のタイトルが次々と挙がっていました

しかし、一巡した後、ある一言が全員を納得させました。「好き嫌いで言えば『プレイス・イン・ザ・ハート』のラストがいちばん好きかな」。この言葉に、森氏も含め全員がうなずき、「なるほど、確かにあのラストは驚いた」「少し甘くないか」「甘いよ、だからいいんだよ」「俺もあのラストは大好きだ」と、さまざまな声が上がったと言います

この記事が掲載されたオンライン掲示板(5ちゃんねる)では、読者からも多くの意見が寄せられていましたが、必ずしもみんなの推しはこの「プレイス・イン・ザ・ハート」というわけではないようでした。定番作品として『ショーシャンクの空に』や『グッド・ウィル・ハンティング』、また『ミスト』、『セブン』、『シックスセンス』といった衝撃的なラストの作品が挙げられる中、『ニュー・シネマ・パラダイス』や『素晴らしき哉、人生!』のような感動的な作品も多数見られました。中には『ターミネーター2』や『酔拳2』といった意外なタイトルもあり、ラストシーンへの人々のこだわりが伺えますね

少しネタバレになるかもしれませんが、「プレイス・イン・ザ・ハート」の内容について調べてみたのでご紹介します。ネタバレされたくないという方は飛ばしてくださいね。
この作品は、1984年に全米公開されたロバート・ベントン監督作品です。少し地味な印象を持たれがちな作品ながら「至福のワンカット」と呼ばれるラストシーンは、多くの映画ファンにとって忘れられない感動を残しているようです

今回の記事では、この『プレイス・イン・ザ・ハート』のラストシーンがなぜこれほどまでに語り継がれるのか、掘り下げてみました。

『プレイス・イン・ザ・ハート』ってどんな映画?(ネタバレあり)

『プレイス・イン・ザ・ハート』は、大恐慌時代のテキサスの小さな町を舞台にした物語です。主人公はエドナ(サリー・フィールドが演じ、アカデミー賞主演女優賞を受賞しています)。彼女は酔った黒人少年に夫を射殺され、幼い二人の子供を抱えながら、貧困のどん底に追い詰められます

そんな中、流れ者の黒人モーゼス(ダニー・グローバー)の提案を信じ、広大な土地で綿花栽培を始めようと決意します。さらに、借金に困った銀行の担当者が、戦争で失明した義弟のウィル(ジョン・マルコビッチ)をエドナの家に連れてきます

当時の南部は黒人差別が当たり前の時代で、夫を撃った黒人少年はすぐに白人たちからリンチを受け、命を落としてしまいます。エドナ、モーゼス、ウィル、そして幼い二人の子供たちは、最初はぎくしゃくしながらも、やがて一つの家族のように支え合っていくのです。しかし、保守的な白人の差別意識は、モーゼスに直接的な暴力として向けられることになります

この作品の監督であり脚本も手掛けたロバート・ベントンは、『クレイマー、クレイマー』で大成功を収めた人物で、2024年の5月に92歳で亡くなりました。彼は才気あふれるタイプではなく、実直で職人肌の監督だったと言われています

伝説のラストシーンに込められたもの

この映画が多くの映画ファンに愛される最大の理由は、まさに「ラストシーン」にあります。ある映画監督はこれを「シーンではない。至福のワンカットだ」と表現しています

具体的に、このラストシーンはYouTubeの動画(Samuelチャンネルで公開されているもの)のトランスクリプトにも見られるように、教会での礼拝の様子が描かれています。聖書(コリント人への手紙第一13章1-8節)からの引用「たとい、わたしが人々の異言を語り、天使たちの異言を語っても、愛がなければ、私は鳴り響く銅鑼や、騒がしいシンバルのようです」という牧師の言葉が響き渡ります。そして、キリストが弟子たちとパンを裂き、杯を分かち合う聖餐式の場面が続きます。そこには「彼が私と歩き、私と語り、私は彼のものだと教えてくれる」という賛美歌の甘い響きが加わります

映画仲間たちは、このラストシーンを「確かに甘い」と評しています。しかし、ベントン監督はこの「甘さ」を承知の上で最後のカットを撮ったのですそこには、現実ではありえないような「赦しと共存」が描かれているといいます。そして、差別や暴力を正義の名のもとに見て見ぬふりをして正当化する多数派の欺瞞(ぎまん)を、最後のワンカットは静かに、しかし確実に突き付けてくるのです

多くの映画ファンが『プレイス・イン・ザ・ハート』のラストシーンに魅了されるのは、それが単なるハッピーエンドではないからだと思います。現実の厳しさや差別、不条理が描かれた物語の最後に、「ありえないほどの赦しと共存」を「ワンカット」で描き切る監督の「覚悟」のようなものが感じられます

「甘い」と言われつつも、その甘さが多くの人の心を掴むのは、私たち人間が心のどこかで理想的な世界や、争いのない調和を求めているからなのかもしれませんね。映画というフィクションの中でだからこそ描ける、希望の光のようなものが、この作品のラストには確かに存在していると感じます。

今回は、『プレイス・イン・ザ・ハート』に関する報道を中心にまとめました。皆さんはどのように感じましたか。よかったらコメントをお願いします。

映画仲間が語る「ラストシーンが素晴らしい映画」。最も共感を得た『プレイス・イン・ザ・ハート』の魅力を紹介。
「ラストシーンが素晴らしい映画」を映画仲間で言い合ったら......誰もが納得した『プレイス・イン・ザ・ハート』
…トシーンが素晴らしい映画のベストを一人ずつ言い合おうと誰かが提案した。【森達也(作家、映画監督)】 そのときにタイトルが挙がった映画を記憶のままに書け…
(出典:ニューズウィーク日本版)
プレイスインハート』(Places in the Heart)は、ロバート・ベントンが脚本・監督した1984年公開のアメリカ映画。 アメリカ南部に暮らす専業主婦の女性が予期せぬ夫の死に遭遇し、周囲の人々の協力を受けながら勇気を持って自立してゆく姿を描く。 『クレイマー、クレイ
12キロバイト (1,461 語) - 2025年7月3日 (木) 07:11

(出典 自作DVDラベル公開サイト Char_Kob's Custom DVD Label)

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https://news.yahoo.co.jp/articles/98a319839df55932b3551399be0197faf9516bd3
8/1(金) 13:02気の合う映画仲間たちとの酒席の場で、ラストシーンが素晴らしい映画のベストを一人ずつ言い合おうと誰かが提案した。【森達也(作家、映画監督)】

そのときにタイトルが挙がった映画を記憶のままに書けば、『卒業』『ファニーとアレクサンデル』『俺たちに明日はない』『カサブランカ』『パピヨン』『青春の蹉跌』『サブウェイ・パニック』『未来世紀ブラジル』あたりだったと思う。ちなみに『青春の蹉跌』と『サブウェイ・パニック』は僕がタイトルを挙げた。

「でも何といっても」発言が一巡してから誰かが言った。

「好き嫌いで言えば『プレイス・イン・ザ・ハート』のラストがいちばん好きかな」

少しだけ間を置いてから、僕も含めて全員がうなずく。「なるほど、確かにあのラストは驚いた」「少し甘くないか」「甘いよ、だからいいんだよ」「俺もあのラストは大好きだ」

途切れ途切れの記憶を頼りにここまでを書いたけれど、1984年に全米公開された『プレイス・イン・ザ・ハート』は地味な映画だ。あの映画かとすぐに思い当たる読者は決して多くないはずだ。

でも僕にとっては、ラストだけでとても大切な映画となった。脚本と監督は、この5年前に『クレイマー、クレイマー』が大きな話題となったロバート・ベントン。『俺たちに明日はない』の脚本も書いている。

この原稿を書くために改めて資料を調べたら、今年5月に亡くなっていた。享年92。才気煥発なタイプではないが、実直で職人肌の監督だった。

続きはソースをご覧ください


(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)

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>>1
森達也のスレだ♥芸スポなのに♥
2

定番の映画言ったら罰ゲームな
4

>>2
じゃあ定番じゃないの言うよ
ショーシャンク
3

やっぱりショーシャンク
5

グッド・ウィル・ハンティング
8

ショーシャンクと愛と青春の旅立ち我ながらベタだなぁw

9

ノーカントリー
となりのトトロ
街の灯
11

ミスト
セブン
シックスセンス
12

最前線物語
13

サマーキャンプインフェルノ
14

善き人のためのソナタ
15

素晴らしき哉、人生!
16

バーディ
18

なかなか通だね
19

ニュー・シネマ・パラダイス完全版
当時知らずに映画館で観てた
2:30くらい退屈だったが、その退屈な時間が大事だった事に気付かされた
人生みたいなもんだな
20

アルマゲドンやろ
真ん中やぞ
21

酔拳2
47

>>21
中国の映画は全部中途半端に終わる
23

バレット・バレエの終わり方好き
24

あとミッドナイトラン
26

太陽がいっぱい
完全犯罪が失敗したのに
爽やかなラストシーン
28

ミスト
たまらん
30

ガタカ
スラムドッグミリオネア
アメリカンヒストリーX
31

シックスセンスの衝撃よ
32

ターミネーター2
33

ミッドサマー
35

ユージュアルサスペクツ
36

西部戦線異状なし
37

昔のドラマでよくフィルムを止めてストップモーションで最後に終わるのは
ブルースリーのドラゴン怒りの鉄拳の真似らしいな
最もその後影響を与えたラストシーンてこれだと思う
38

がんばっていきまっしょい
39

マット・デイモン ボーンシリーズ
40

ラストエンペラー
41

街の灯
42

ゴッドファーザー1があったわ
43

ヒッチコックの鳥
46

3時10分も捨てがたいな
48

テルマ&ルイーズ
49

ジャッキー・チェンのカンフーのやつはどれも
60

>>49
変な音楽が流れて突然「終劇」
50

プレデター2からのプレイ。
51

流されて
52

シックスセンス
53

ガンバの大冒険だな
54

オリヴァー・ストーンのUターン
「アリゾナ!」
55

聞いたことないタイトル
見てみたいな
56

ぜんぜん思い浮かばん
57

スティングが最高
58

ライフイズビューティフル
59

猿の惑星
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