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スマホ首の脅威:若者の健康を蝕む現代病とその対策


(出典 p2.piqsels.com)
スマートフォンの普及により、多くの人々が長時間画面を見ることが日常となりました。この結果、いわゆる"スマホ首"と呼ばれる症状が問題となっています。特に若年層は影響が大きいようです。スマホ首とは、スマートフォンを手で持ち、長時間下を向いて操作することで、首の前方への負担が増加する現象を指します。このような姿勢は、首や肩の筋肉に余分なストレスをかけるため、首や肩こり、頭痛、姿勢の悪化といった症状を引き起こすことが多いのです。

若い人ほどこの問題が深刻だと言われています。どんな点が問題なのでしょうか。主に2つ挙げられます。
若者は成長期であり、この時期は身体が柔軟であると同時に、身体を成形する段階にあります。発達段階の身体であるのに長時間スマホの画面を見つめるという姿勢を続けることで、骨格や筋肉の成長に影響を及ぼす可能性があるのです。
スマホを見つめ続ける時間が長くなると、将来にわたって慢性的な身体の不調を招く恐れがあります。

若年層では、SNSやゲームなどに長時間没頭することが多く、自然と首を前に傾ける時間が増えます。さらに、正しい姿勢に関する知識や意識が乏しいことも問題です。

では、どうしたらいいのでしょうか。

まず、デジタルデバイスの使用時間を適度に制限し、適時休憩を取ることが重要です。また、スクリーンの位置を目線と同じ高さに調整することで、自然と背筋を伸ばす姿勢を保つことができます。物理的な工夫に加えて、ストレッチやエクササイズを日常に取り入れることもおすすめです。
今回はスマホ首対策にもなる動画をまとめました。是非見てくださいね。

スマホ首の問題は、普段から意識することが大切です。家庭での教育も心がけてみてください。例えば、適切な姿勢や健康的な習慣に関する知識を積極的に伝えること、また、姿勢改善に役立つ体操を家族で定期的に行うのもよいでしょう。これにより、親子ともに、問題意識を持って日常的に意識することが大切です。

そのほかにも、スマホの長時間利用による弊害はあります。この機会に、スマホに依存しない時間を家族で増やしてみてはいかがでしょうか。

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